- 完母に移行させたいのに、母乳が全然出ない…。
- 母乳量を増やしたいけど、どうしたらいいのか分からない…。
産後、そんな悩みを抱えているママは多いのではないでしょうか。
かくいう私が、同じ悩みを抱えていました。
母乳は自然と出ると思っていたのに、現実はまったく出なかった…。
しばらくは寝ても覚めても母乳のことばかり考えていて、正直我が子を愛でる余裕がなかったです。
そんな私ですが、試行錯誤を繰り返すうちに、3ヶ月間で完ミ(完全ミルク)からほぼ完母(完全母乳)に移行できました。
本記事では、母乳育児が軌道に乗るまでの3ヶ月間に私が実践した7つのことを紹介します。
どれも、今すぐに、自宅で手軽にできることばかりです。
「母乳量を増やしたい」と悩んでいるママはぜひチェックしてみてくださいね。
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母乳量を増やしたい人必見!私が実践した7つのこと
最初に、私が母乳量を増やすために実践した7つのことを紹介します。
すべて助産師さんのアドバイスを受けて実践しました。
今すぐに、自宅で手軽にできることばかり。
ぜひ、できることから取り入れてみてください。
母乳量を増やすために実践した7つのこと
1. “泣いたら授乳”の徹底
母乳量を増やしたい人にとって“泣いたら授乳”は最重要事項。
繰り返し吸わせることで母乳量は増えます。
ということは、吸わせない限り母乳量は増えないんですよね。
助産師さんからは、「長く続くものではないので、期間限定と腹をくくりどんどん吸わせましょう」とアドバイスされました。
頻回授乳はつらいけど、期間限定と思えば頑張れた…!
2. 水分をたくさん摂る
母乳は血液から作られています。
水分を十分に摂取して血液の流れをよくすることは、母乳量の増加につながります。
産院・産後ケアセンター・母乳外来でお世話になったすべての助産師さんから「水分をたくさんとるように」と言われました。
私は常温のお水か白湯を、1日2~3リットル程飲むようにしていました。
ちなみに…市販の水だと高くつくので、浄水器を導入。
口コミを調べて、安さと安全性のバランスがよいこれ↓にしました(今も愛用中)。
浄水器は離乳食でも役立ったので、このタイミングで買ってよかったな〜と思っています。
3. 夕方の授乳前にハーブティーを飲む
夕方は母乳量が減ると言われています。
そのため、毎日15時~寝る前までの授乳の1~2時間前に母乳用のハーブティーを飲んでいました。
私が飲んでいたハーブティーは、母乳外来の助産師さんにすすめられた【AMOMAミルクアップブレンド】
他のハーブティーと比べると少し高めですが、ミルクアップブレンドを飲んだ後は息子の「ゴクゴクと飲んでいる感じ」が増しました。
母乳量が少なくなると言われる夕方も、ミルクを多めに追加することなく済んだ。
ミルクアップブレンドを飲んで感じた効果については「ミルクアップブレンドの口コミ検証&実際に飲んだ効果」で紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
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4. 夜にしっかり眠る
母乳を増やすホルモン・プロラクチンは睡眠中に増えます。
母乳を増やすためには、睡眠が必須。
私は、夜赤ちゃんが寝る前にミルクを多めに(120mlくらい)追加することで、まとまった睡眠を取るよう心掛けました。
ただし、母乳量が安定していない時期は夜間授乳が絶対に必要。
夜間に1度は授乳ができるよう、計算してミルクを追加しましょう。
5. 上半身のストレッチをする
出産後は、授乳や抱っこなど前かがみの姿勢を取る機会が多くなりがち。
前かがみの姿勢を取り続けると、血液の流れがとどこおり、結果母乳の出が悪くなります。
母乳量を増やしたい人は、上半身のストレッチが効果的です。
ストレッチといっても、ベッドの上で簡単にできる下記のような内容でOK。
- 手を組んで伸びをする
- 腕をブンブン回す
- 肩を大きく回す
体を動かすと自律神経も整うので、気持ちもリフレッシュできました。
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6. 湯船に浸かる
温かい湯船に浸かることで全身の血流がよくなり、母乳が出やすくなると言われています。
1ヶ月検診を終えた後は、なるべく湯船に浸かるようにしました。
湯船に浸かると母乳がポタポタと出てくることも!
湯船の威力を実感しました。
助産師さん曰く、お風呂でおっぱいマッサージをすると乳腺炎予防にも効果的だそう!
7. 食事ジンクスに縛られすぎない
母乳育児にまつわる食事ジンクスは、数えきれないほど存在しますよね…。
- 乳脂肪分や糖分が高い食べ物は乳腺を詰まらせる
- カレーを食べると母乳がまずくなる
などなど。
多すぎるし、基準がわかりづらい…。
最初は、かなり食事に神経をとがらせていた私。
が、助産師さんから「食事に悩んでストレスを溜めたら本末転倒」と言われてから、気にするのをやめました。
ストレスは母乳育児最大の敵と言っても過言ではありません。
助産師さんからは、制限する食べ物は特にないけれど和食中心の食生活が良いと言われました。
私はストレスのない範囲で、和食中心の食生活を心掛けました。
ケーキもアイスも適度に食べていたけど問題なかったです。
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母乳量を増やしたい一心の3ヶ月、ミルク量の推移
私の母乳育児が軌道に乗るまでにかかった時間は、約3ヶ月。
母乳量を増やしたい一心でがむしゃらの3ヶ月でした。
その間のミルク量の推移を紹介します。
「母乳育児は最初の一週間が勝負!」なんていう話も聞きますが…。
最初の一週間ほぼ母乳が出なかった私でも、ちゃんと軌道に乗りました。
生後2~4週
1日のミルク総量280~400ml
(母乳の後に毎回ミルク追加)
生後1ヶ月
1日のミルク総量200~300ml
(4~5回ミルク追加)
生後2ヶ月
1日のミルク総量180~200ml
(2~3回ミルク追加)
生後3ヶ月
1日のミルク総量120ml
(ミルク追加は寝る前1回のみ)
産院入院中~生後3ヶ月目までの授乳記録
産院入院中から生後3ヶ月までの
- 母乳状況
- 試してよかったこと・悪かったこと
を紹介します。
母乳量が増える兆しのなかった前半2ヶ月が辛かった…。
【産院入院中】正しい咥え方の重要性を知る
出産したら母乳は出るものだと思っていた私。
しかし、息子はなかなかおっぱいを咥えられず、1分咥えられたら上出来という状態でした。
1分咥えては離され、また咥えさせ…という流れを10数回繰り返した後スケールに乗せるも、プラスマイナス0…。
母乳量を増やしたいと悩んでいると、産院の助産師さんから「まずは赤ちゃんにしっかりと咥えてもらうことが大事」とアドバイスを受けました。
- しっかりとおっぱいを咥えないと上手に飲めない
- そのためいくら母乳が作られていても外に出てこない
と聞き、確かに!と合点しました。
赤ちゃんにしっかりとおっぱいを咥えてもらうためには、赤ちゃんの口に乳輪全体をふくませることが最重要ポイント。
私は乳首を咥えさせればOKだと思っていたので、目からうろこでした。
乳首だけを浅く咥えさせてしまうと、
- 赤ちゃんが上手に飲めなくなる
- 乳首が切れるなどトラブルの原因になりやすい
などデメリットしかないのです。
正しい咥え方のポイントは、次の3つ。
- 赤ちゃんの口が開いたタイミングに合わせ、おっぱいを口にふくませる。
- その際、乳輪全体をガブっと咥えさせる(色の付いた部分全体を咥えさせる)。
- 赤ちゃんの唇が写真のようなアヒル口になっているか確認。唇が巻き込まれてしまっていたら、都度直す。
最初の数日間はまったく上手くいかず、挫折しそうになった回数は数知れず(涙)。
でも、退院前日に10分間連続で授乳することができるようになりました。
産まれたばかりの赤ちゃんは吸い方が下手なので、根気強く何度もチャレンジすることが大事です。
【新生児期】乳頭保護器で乳首痛が激減
産院退院後、何とか連続でおっぱいを咥えさせることはできたものの、乳首がヒリヒリと痛むようになりました。
産後2週目に滞在した産後ケアセンターの助産師さんに乳首痛を相談したところ、おすすめされたのが乳頭保護器です。
▼助産師さん一押しはメデラ▼
乳頭保護器を使うと、乳首痛は激減!
さらに、スケールで測った際の母乳量は、ほぼ0mlだったのが30~40mlにアップしました。
乳頭保護器を使うと、
- 乳腺への刺激が少なくなり母乳が出にくくなる
- 赤ちゃんが直母で飲むのを嫌がるようになる
という口コミも見かけますが…私の場合はそういったことはなかったです。
乳頭保護器は毎回使用していましたが、生後2ヶ月半を過ぎたころ外出時に持っていくのを忘れたのがきっかけで気が向いた時だけ使用するように。
すると徐々に乳頭保護器なしでも痛みを感じなくなり、3ヶ月を過ぎたころには完全に卒業できました。
あのまま乳頭保護器を使わずにいたら、乳首が切れて授乳どころではなくなっていたはず。
乳首が痛いと感じたら、ぜひ乳頭保護器に頼ってみてください。
【生後1ヶ月】ミルクの量を一気に減らすのは危険
乳頭保護器で母乳量が増えたことが自信となり、「このまま母乳量を増やしたい!」という思いが一層強まった私。
生後1ヶ月を過ぎた頃に、独断でミルクの量を半分程に減らしました。
しかし、ミルクの量を減らして約一週間後に産院の1ヶ月検診を受けると…
体重が退院時から300グラムしか増えていないことが発覚!
助産師さんから「すぐにミルクの量を増やしてください!」と言われ、ミルク量を元に戻しました。
安易にミルク量を減らすことは、赤ちゃんに危険をもたらす可能性があると知り深く反省。
この時期に何より大切なのは、【母乳量を増やすこと<赤ちゃんの体重を増やすこと】なんですよね。
体重が増えなければ、いくら母乳を頑張っても意味がないんだ…と反省しました。
ミルクを減らす際は、“少しずつ”。
【生後2ヶ月】“泣いたら授乳”の徹底で変化が!
徐々に母乳量が増えているように感じていたある日、胸に激痛がはしるようになりました。
乳腺炎を心配して母乳外来にかかると、乳腺炎一歩手前とのこと。
「いっそのこと母乳をやめてしまおうか…」と思い助産師さんに相談すると、
- 生後2ヶ月で1日のミルク量が200~300程度なら完母にできる!
- 母乳量を増やしたいなら間隔を気にせず“泣いたら授乳”を徹底すべし。
と言われ、再起を決意しました。
それまで約3時間毎に授乳していましたが、間隔を気にせず“泣いたら授乳”を徹底。
前回の授乳から10分しか開いていなくても泣いたら授乳していました。
すると、徐々に「ゴクゴクと飲んでいる」と感じる回数が増えていきました。
自分なりに「母乳量が増えてきた」と感じたら、
- おしっこの回数が減っていないか
- 泣いていないか
の2点を指標にミルクを少しずつ減量。
“泣いたら授乳”を1か月続けた結果、1日のミルク追加回数は2回になりました。
哺乳瓶の消毒作業回数が減ったことで、生活もぐんと楽に。
助産師さん曰く、
- 繰り返し吸わせることで母乳量は増える。
- 母乳はミルクに比べて消化がよいので、赤ちゃんが欲しがるだけあげてOK。
- 母乳を増やすホルモン・プロラクチンは睡眠中に増える。
- そのため夜間授乳は必ず行うべき。
とのこと。
私は助産師さんの勧めで、
- 長時間寝てもらうため、寝る前の19時頃にミルクを120ml追加。
- 夜中の2時頃まで赤ちゃんと一緒に眠り、プロラクチンを増加させる。
- 夜中の2時頃の夜間授乳は必ず行う(母乳のみ)。
という流れを作りました。
母乳が出にくくなる夕方も、ハーブティーに力を借りて乗り切れました。
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【生後3ヶ月】気づいたらほぼ完母に
“泣いたら授乳”を徹底すること1ヶ月。
気づいたらミルクを足さなくても3時間程持つようになっていました。
頻繁に泣くこともなくなり、授乳回数も1日6~7回に。
ただ、夜まとまった睡眠を取りたかったので、寝る前のミルク120ml追加だけは続けました。
寝る前のミルクを続けたおかげか、卒乳するまで哺乳瓶拒否はなかったです。
“泣いたら授乳”は、母乳量を増やしたい人にマストな方法だと実感しています。
母乳量を増やしたい人のための哺乳瓶3種
母乳量を増やしたいと考えている場合、哺乳瓶選びはめちゃくちゃ重要。
助産師さんによると、
- 完ミ希望なら哺乳瓶は何でもOK
- 混合or完母希望なら哺乳瓶選びが超重要
とのこと。
母乳育児に合わない哺乳瓶を使うと、赤ちゃんがおっぱいを上手に吸えなくなる=母乳量が増えないのです。
ここでは、助産師さんのアドバイスのもとに私が実際に使用した3種類の哺乳瓶を紹介します。
コンビ テテオ・授乳のお手本
授乳のお手本は、乳首をリアルなおっぱいに近い形に再現しています。
口を大きく開けられるように口径も広くなっていて、授乳に慣れていない赤ちゃんにも使いやすいです。
乳首のサイズも、新生児向けのSSサイズから、1歳半まで使えるMサイズまであるので便利!
授乳のお手本は一般的な薬局などでは販売しておらず、基本的にネット販売のみです。
ピジョン・母乳相談室
母乳相談室は乳首の根本が太いので、赤ちゃんに「授乳のときは口を大きく開ける」という正しい咥え方を教えることができます。
ただし乳首が硬めなので、吸引力の弱い低体重(2,000g以下)の赤ちゃんは使わない方がいいです。
新生児専用の乳首なのでSSサイズのみですが、我が家では生後6ヶ月頃まで問題なく使っていました。
母乳相談室も一般的な薬局などでは販売しておらず、ネット販売のみです。
ピジョン・母乳実感
母乳実感の乳首は、母乳相談室より細めで柔らかいのが特徴。
母乳相談室だと硬くてうまく吸えない赤ちゃんに向いています。
乳首のサイズもSS~LLの5種類と豊富で、長く使える。
母乳実感と母乳相談室は、ボトルの作りが一緒なのでどちらの乳首も対応可能。
母乳育児が軌道に乗ってきて乳首のサイズを大きくしたい場合に、母乳相談室からスライドして使えます。
母乳実感は、薬局やスーパーなど比較的どこでも購入できます。
母乳量を増やしたいと悩んでいるあなたへ
私は、出産をするまでそれほど母乳育児にこだわっていませんでした。
が、産院やネットで母乳推奨の意見を聞く中で、いつの間にか“母乳=良、ミルク=悪”という思考に陥っていたように思います。
今、息子は1歳半を過ぎました。
とっくに卒乳し、大人と同じ食事をバクバク食べています。
その姿を見ていると、「私はなぜ、あれほどまでに母乳を増やしたいと願っていたのだろう…」と思うことがあります。
「正直母乳でもミルクでもどちらでもよかったな」というのが、今の私の本音。
ただ、母乳を増やしたい一心で奮闘したことは、とても良い思い出になっています。
もし、あなたが母乳量を増やしたいと悩み苦しんでいるならば、母乳じゃなくても赤ちゃんはちゃんと育つよ、とお伝えしたいです。
母乳かミルクかは、単なる手段なんですよね。
目的は、赤ちゃんを育てること。
実際、私は保育園入園のため8ヶ月頃に完ミに移行しましたが、息子に何も変化はありませんでした。(拍子抜けするほどに…)
「母乳でもミルクでも赤ちゃんは育つ!」ということを頭の片隅に置きながら、無理のない授乳ライフを送ってくださいね。
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